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活動内容

ウガンダ HOPEプロジェクト活動ニュース No.1 (2025年5月)

ウガンダでは新型コロナウイルス感染症が流行して以降、若年妊娠が増加しています。若年妊娠は子どもたちの学業継続を妨げる要因の一つとなっています。JOCSはウガンダ聖公会南ルウェンゾリ教区(以下SRD)と協力して2024年度から若年妊娠予防に向けた健康教育を始めました。

性や若年妊娠のリスクについての啓発集会の開催や教材作成のほか、SRD傘下の学校及び子ども支援センターに子どもたちが若年妊娠予防に向けた主体的な活動をするTrue Love Waits Club(以下TLWC)を立ち上げ、支援しました。

 昨年11月にはTLWCのメンバーが中心となって、子どもたちによる対話集会が各施設にて開催されました。TLWCメンバーで話し合うテーマを決め、クラブ活動に参加していない子どもたちも巻き込んで開催されました。「未成年者の結婚」をテーマに話しあった聖バナバ小学校では、多くの子どもたちが未成熟な子どもの早期の結婚は認められるべきではないと意見しました。「結婚にふさわしい年齢になるまで、自分たちはそれぞれの身体を大事にしなければならない」と発言した登壇者に対して、多くの子どもたちが賛同しました。

各施設におけるTLWC の活動は活発になってきており、それぞれのクラブに所属する子どもたちも当初の30人から増えています。2025年度は2024年度に活動した8施設に加え、新たに5つの施設で活動を展開します。それぞれの施設を中心に、この活動が地域に根差していくことをJOCSは期待しています。

TLWCメンバー