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HOME>活動内容>ワーカー派遣>バングラデシュ・岩本直美(看護師)
岩本直美ワーカーは、2022年7月にバングラデシュ北部に位置するディナジプールに派遣されました。PIME(ミラノ外国宣教会)が始めた、知的障がいのある子どもとその家族を支援する「JOYJOYプロジェクト」でプロジェクト・ディレクターとして活動しています。
ディナジプール市内には聴覚・視覚障がい児のための寄宿舎が一つずつ、思春期から青年期の知的障がい者を支援する学校が一つありますが、それぞれ運営に困難を抱えています。
JOYJOYプロジェクトには、特に貧しく、療育の機会が制限されている子どもたちと家族を優先して迎えています。2025年2月現在、登録者数は53名です。デイケアでの支援対象児は31名、家庭訪問支援対象児が22名で、必要に応じ医療福祉・栄養・補助具などの支援もおこなっています。
子どもたちは、デイケア施設に電気自動車による送迎サービスで通い、朝10時から午後3時半まで過ごします。デイケアでは自由遊びのあと朝の会が始まり、絵本の読み聞かせに続き栄養価の高いおやつが提供されます。その後は繊細なケアを必要とする子どもたちのグループから就学を目標とする子どもたちまで、それぞれのニーズに対応する4つのグループに分かれ活動します。昼食後は広い中庭で自由遊び、お昼寝、機能訓練など個別に過ごし、終わりの会では一人一人が「よく頑張った賞」の拍手をもらい、皆で平和を祈る歌を歌い、スタッフに同伴され帰途に着きます。デイケアに通うことが難しい子どもたちは、毎週末の家庭訪問を通して機能訓練や学習支援などをおこないます。
また、子どもたちの家族は、定期的に開催される母親の会、父親の会に参加しています。孤立しがちな保護者の貴重な話し合いの場、バングラデシュの障がい者の権利について学ぶ場となっています。
これからもお祈りとご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
1850年にイタリアで創立されたカトリックの教皇庁立外国宣教会です。バングラデシュを含む18カ国で宣教とチャリティー活動をおこなっています。バングラデシュのチャリティー活動では、ハンセン病患者の治療や予防教育、結核対策、孤児や困難にいる女子のための寮の運営、若者の教育支援等をおこなっています。
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