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HOME>活動内容>ワーカー派遣>バングラデシュ・岩本直美(看護師)
岩本直美ワーカーは、2022年7月にバングラデシュ北部に位置するディナジプールに派遣されました。PIME(ミラノ外国宣教会)が始めた、知的障がいのある子どもとその家族を支援する「JOYJOYプロジェクト」でプロジェクト・ディレクターとして活動しています。
ディナジプール市内には障がい児のための学校がありますが、2022年5月のJOYJOYプロジェクト事前調査時には、貧しい家庭の子どもたちが通っている様子や、適切に運営がなされている状況は見受けられませんでした。家にいるほかに選択肢のない子どもたちの中には、部屋に閉じ込められている子どもも見られました。
デイケアの様子
JOYJOYプロジェクトには、そういった、特に貧しく、教育の機会が制限されている子どもたちが参加しています。2023年8月現在、3~14歳の子ども35名が登録し、約15名が、週4日JOYJOYプロジェクトが開設したデイケアセンターに通っています。デイケアを利用していない子どもには家庭訪問をしています。
岩本ワーカーの仕事は、デイケアの運営や家庭訪問の実施のほかに、保護者の集まりの企画、現地スタッフの雇用・育成、施設・備品の整備等、多岐にわたっています。障がいのある人に対する偏見や社会的排除を軽減するための啓発活動にも携わっています。
JOCSでは、2025年6月までの予定でこのプロジェクトを支援します。これからもお祈りとご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
リノベーションされたデイケア施設
送迎される子どもたち
1850年にイタリアで創立されたカトリックの教皇庁立外国宣教会です。バングラデシュを含む18カ国で宣教とチャリティー活動をおこなっています。バングラデシュのチャリティー活動では、ハンセン病患者の治療や予防教育、結核対策、孤児や困難にいる女子のための寮の運営、若者の教育支援等をおこなっています。
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