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HOME>活動内容>協働プロジェクト>ケニア シロアムプロジェクト(療育事業)第2期>ケニア シロアムプロジェクト活動進捗報告 No.4 (2024年4月)
2024年1月初旬から3月中旬まで、特別支援教育の専門家である原田真帆さんを、短期ワーカーとしてシロアムの園に派遣しました。JOCSは2017年から原田さんを短期専門家として毎年2週間ほど派遣していましたが、コロナ禍で4年以上派遣が中断しており、今回は2019年3月以来の派遣となりました。これまでと比べて長期間となる今回の派遣では、子どもたちだけなく保護者との交流を深め、子どもたちがおかれた複雑な家庭環境をさらに踏まえた上で指導に取り組みました。
原田短期ワーカーは、2019年以降に採用されたシロアムの園の先生2名を中心に、実地研修をおこないました。
シロアムの園では、子どもたちの障がいに応じたクラス活動があります。シロアムの園の先生はクラス活動全体を運営しながら、子どもたち一人ひとりの教育もみる必要があります。しかし、経験の浅い先生にとって、全体を見ながら子どもたち一人ひとりを見ることは、容易ではありません。そこで、原田短期ワーカーはクラス活動を後方支援するとともに、クラス活動の様子を写真やビデオで撮影し、客観的な理解を促すようにして指導しました。2023年5月にシロアムの園に採用されたカロル先生は今年1月から主担当としてクラス活動を受け持ち始めたこともあり、原田短期ワーカーから提案・助言された点を参考に技術向上に努めました。
ケニアの障がいがある子どもたちが、それぞれの可能性を発揮しそれぞれが生きる喜びを感じることができるように、JOCSは2024年度も、短期専門家の派遣等を通して、療育サービスの支援とともに社会資源や行政サービスへのアクセスの支援をおこないます。引き続きあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
教育アセスメント
クラス活動の様子
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