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HOME>活動内容>協働プロジェクト>カンボジア SALTプロジェクト(健康教育)>カンボジア SALTプロジェクト 活動進捗報告No.4 第3年次の活動報告(2018年1月)
小学校、中学校での健康教育が順調に進み、プロジェクトは2017年10月から4年目の活動に入っています。第3年次までの活動実績、成果は以下のとおりです。
6年生向けの健康教育では、年を追うごとに対象校が増え、プロジェクト3年目までに11校となり、年間300名以上の小学生に健康教育を実施できるようになりました。1~2年目には学期の終わりが近づくにつれて出席率がさがっていましたが、3年目は11校中10校で出席数に大きな変動はなく、ほとんどの生徒が最後まで授業に参加しました。健康教育の大切さが教師・生徒に浸透してきています。
対象校は1校→5校→4校→(第4年目は5校予定)と拡大し、健康教育を受ける生徒数も伸び、年間350名前後となりました。出席率も比較的よく、学期末にむけ多少減る程度にとどまっています。中学校の教員の多くは、“思春期教育は大切だけれど、教えにくい”と言います。「性」の話題を公に語ることの少ない社会で、恥じらいが拭えないというのです。自分達ではうまく説明できない内容をわかりやすく説明してくれている、と高く評価されています。校長先生の意向で、主要科目の補講が優先するため、3年目からは思春期教育には時間を割けないと言われ、やむなくプロジェクトの対象から外した学校があります。校長先生に思春期教育の必要を理解いただけるように広く働きかけていくことも、プロジェクトの大切な活動となっています。
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