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活動内容

タンザニア ママ・ナ・ムトトプロジェクト 活動進捗報告No.1 (2019年7月)

現地パートナー団体であるタンザニア・タボラ大司教区保健事務所(以下、TAHO)と協力して実施した「診療統計分析能力強化プロジェクト」は、TAHOが独力で、傘下の保健医療施設のデータ収集、分析した結果をまとめた年次報告書作成ができるようになり、2017年3月に終了しました。報告書は各保健医療施設の現状理解を助け、保健医療分野での課題を発見する助けになったばかりではなく、政府や支援団体からの信頼を得て、活動資金の獲得に活用されるという大きな成果を出しました。

こうした協働プロジェクトによる成果を受けて、TAHO傘下の保健医療施設における課題の一つである「母子保健」分野において、新しいプロジェクトを協働で実施したいというTAHOからの要請を受けて、2018年4月「ママ・ナ・ムトトプロジェクト」がスタートしました。タンザニアの死産・新生児死亡率の全国平均値に比べて、特にTAHO傘下の保健医療施設における平均値が更に高かった事が背景にあります。ママ・ナ・ムトトプロジェクトでは、タボラにおける死産・新生児死亡率を減少させることを目指し、お母さんと子どもが適切な出産前、分娩時、出産後および新生児ケアを受けることができるよう、JOCSとTAHOが協働して活動を展開していきます。

プロジェクト初年度は、各保健医療施設における基礎調査を行うこととし、TAHOが四半期ごとに行う傘下の保健医療施設のスーパービジョン(巡回指導)の機会を利用して、母子保健関連データの収集につとめました。データから各保健医療施設における課題を見つけだし、2年目以降の活動を計画します。
また、2019年1月に雨宮春子助産師がワーカーとしてTAHOに派遣され、これから本格的に保健医療施設の一つである聖ヨハネ・パウロⅡ世病院(カリウア)での活動が開始します。

この新しいプロジェクトが地域の母子保健の改善につながり、お母さんと子どもたちのがいのちが守られるように、TAHOと協力して活動を続けてまいります。

データ収集の様子(聖ヨハネ・パウロⅡ世病院)

カリウアの風景